いざ分娩室に突入です!シルバーの自動ドアを自分で歩いて通っていきまし
た。分娩室の見学をしていなかったわたしは、古いタイプの分娩台を想像し
ていたのですが、そこにあったのは四角いベッドタイプのものだったので
「あ、結構最新式?!」と思いながらよいしょっとあがろうとすると助産師
さんが「380万円の分娩台第一号やからな!」と言うではありませんか!そ
う、なんと新品の分娩台だったのです〜!なっちょはぴっかぴかまっさらの
分娩台で生まれたわけです。でも新品故に困ったことが…先生も助産師さん
もいまいち操作方法がわかってなかったのです!四角いベッドですが足を乗
せるとこがあります。そこの動かし方がわからないようで何度も足ががくん
がくんとなり、先生は「あれ?あれ?ごめん〜」と言いながら操作方法を探
ってました(-_-;)…使う前にマニュアルくらい見といて欲しいものです(笑)
なんとか先生と助産師さんが操作できるようになり、改めて分娩開始です。
この時点でこれまであった痛みや苦しさはほとんどなくなってました。「陣
痛の波がきたらいきんで」と言われましたが、はっきり言って陣痛がほとん
どわかりませんでした(-_-;)。でも、わたしから見て右に助産師さんがいて
陣痛をモニターしていてずっと波形を見てるのですが、陣痛がくるとわたし
の方を向く、というのに気付いたので、それに合わせていきみました(笑)。
もう全然痛くもないし苦しくもなかったです。なので7回くらいいきんだ後
でしょうか、先生に「切るから〜」って言われたとき「え〜切んのぉ?」と
普通に嫌そうな顔して訊いてました。「うん、初産婦さんは切った方がいい
なぁ…その方が早くきれいに治るし」と言われて「わかった、じゃ切って」
と返事をしたのですが、その後いつ切ったのか全くわかりませんでした。な
んででしょう…?よくバチン!って音がするとか聞きますが、わたしは気付
かなかったです。でそのあと1、2回いきんだでしょうか、やっと息子が出
てきました〜!出てくる感じはちゃんとわかりましたが、全く痛くもかゆく
もなかったです。先生と助産師さんが振り返って時計を確認します。「6時
29分ね〜」
無事息子誕生です!「18時18分狙っててんけどな」と言った
のは助産師さんでした(笑)。なっちょを取り上げてくれたベテラン助産師さ
んは、なにもかも「上手い!」のがよくわかって安心な人でした♪生まれた
ばかりの息子はわたしの腕に乗せられました(でもシート越し)。わたしは看
護師さんが写真を撮ってくれているのにも全く気付かないまま息子を見つめ
続けていました。「おかーさん、赤ちゃんずっと見てはる〜(笑)」と言われ
てやっと気付いてカメラ目線のも撮ってもらいました。気付かなかったのは
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